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ケント郡 (ミシガン州) : ウィキペディア日本語版 | ケント郡 (ミシガン州)[けんとぐん]
ケント郡()は、アメリカ合衆国ミシガン州ロウアー半島の西部に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は602,622人であり、2000年の574,335人から4.9%増加した〔Quickfacts.census.gov - Kent County - accessed 2011-12-06.〕。郡庁所在地はグランドラピッズ市(人口188,040人〔Quickfacts.census.gov - Grand Rapids, Michigan - accessed 2011-12-06.〕)であり、同郡で人口最大の都市でもある。郡名はオハイオ州と論争になったトレド戦争のときにミシガン準州の代表を務めたニューヨークの法学者ジェイムズ・ケントに因んで名付けられた。 ケント郡はグランドラピッズ・ワイオミング大都市圏に属している。郡内にはスチールケース社があるなど、西ミシガンの経済と工業の中心である。また中西部の文化的な象徴でもあるフレデリック・メイエル庭園もある。伝統的に共和党の強い地盤であり、保守的な土壌にあるが、2008年アメリカ合衆国大統領選挙では民主党大統領候補を支持した。これは1964年以来44年ぶりのこととなった。宗教面でも保守的であり、かなりの数の福音主義キリスト教徒がいる。郡内にジェラルド・R・フォード国際空港がある。 == 歴史 == ミシガン州最大の川であるグランド川が郡内を流れている。その西岸にはかつてこの地域に住んでいたホープウェル文化インディアンの遺跡である墳墓がある〔Beld, Gordon G. (2012). ''Grand Times in Grand Rapids: Pieces of Furniture City History'' , pp. 17-19. The History Press.〕。19世紀初期にグランド川の流域は毛皮交易の重要な中心地だった。米英戦争後、リックス・ロビンソンとルイ・カンポーが地域最初期の交易業者となった〔Fuller, George Newman (1916). ''Economic and Social Beginnings of Michigan'' , p. 423. Wynkoop Hallenbeck Crawford Co.〕。 ケント郡は1831年にカラマズー郡から分離して設立された〔Purkey, Thomas H. (1986). ''Soil Survey of Kent County, Michigan'' , p. 2. United States Department of Agriculture, Soil Conservation Service.〕。1838年、グランドラピッズが郡内最初の村として法人化された。19世紀末までに幾つかの製材所建設で刺激され、この地域は農業、製材業、家具製造業の重要な中心地になっていた。
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